磨きについて

KSカーテックでは、日々火山灰が降りそそぐ鹿児島という日本一過酷な環境で、車の外装のメンテナンスに取り組んでいます。
愛車のボディメンテナンスは磨きが命です。

塗装チェックでお客様の愛車に適した『磨き(KSポリッシュ)』と『塗り(KSコート)』をご紹介します。
ぜひご予算など、お客様に無理のない施工計画をご提案いたしますのでお気軽にお問い合わせください。

こだわりの磨き①

ベストなボディ状態を目指す

まず、知っておきたいことは車にとってベストな状態の事です。

愛車を大事にするための『目標』とも言える状態です。

KSカーテックでは、『目標』となる状態は 『新車の塗装状態』 が最も当てはまる状態だと思っています。

ベストなボディ状態=新車の塗装状態

この状態を維持するために必要な事や、日頃のメンテナンスを考えてみましょう。

こだわりの磨き②

ベストな状態を保つためには

新車の塗装状態を保つために必要な事は何でしょう? 

まずは、維持しやすい『環境作り』=『下地作り』です。

『下地作り』がしっかりして初めて、防汚性や光沢を持つコーティング剤が生きてきます。

新築の家を建てるときには、『下地作り』としてデコボコしていたら、まず『更地』にして、次に『基礎』を作り、建築していきます。

コーティングの世界での『磨き』は、この『更地』と、『基礎作り』に当てはまります。

磨きが基本中の基本

コーティング剤の謳い文句である、『艶』、『深み』、『滑らかさ』などは、『磨きこまれたボディ』にコーティングすることにより初めて言えることなのです。 すなわち、『基礎作り』がしっかりしていないと意味がないのです。

ただ、コーティングするだけでは、はっきり言って艶などはでません。 『磨き』なしでは、どんなに高価なコーティング剤も、防汚剤でしかありません。 『磨き』が無い、またはおろそかにしているような、『コーティングショップ』にはご注意を!

新車時でも磨きは必要です。

KSカーテックでは新車時でもしっかり磨き(基礎作りし)ます! 新車時は磨き作業は必要ないように思われますが、建築と同じで基礎のための研磨を行います。

新車時(ボディ状態”良”時)の研磨

コーティング剤との相性の良い『基礎作り』の為の『研磨』を行います。

中古車など(ボディダメージのある状態)の研磨

洗車傷・降灰・灰雨などの日常使用にてダメージを受けた車体は、『基礎作り』の為の『更地作り』とも言える、より”丁寧”な『研磨』作業を行います。 次はプロの磨き方について説明していきたいと思います。

こだわりの磨き③

プロの磨きとは

プロの磨きの心得!

決して削りすぎないこと!

ここからが、『磨き』にうるさくなっていきます! 最初で、『新車時の状態』という『目標』を掲げました。 この『目標』に近づけるための『磨き』の作法があります。 一言で言えば『削りすぎない』が基本です

これには、いくつかありますので、順を追って説明しましょう。

クリア層の活性化

まず『新車時の塗装状態』で話をすると、車の艶は、純正塗装の、重ね塗りにより『深み』を増し、クリア層(コート)によって『艶』が決まっていきます。 例えば、傷を消そうと必死にクリア層を削ると、クリア層が薄くなるばかりでなく、塗装強度が著しく低下していきます。

塗装面が活きると鏡のように!艶もイキイキ!

この何処まで削るかのさじ加減は、弊社ではマスタライズ研磨(車ボディのための研磨技術)に基づいた匠の技にて行っていきます。 塗装の肌まで壊してしまうような深い研磨は行いません。

傷は消さずに目立たなく!

しかし、正直なところ傷は気になりますし、消してしまいたい気持ちは分ります。

では、どうするのかというと、傷の角を丸めて(目立たなくして)しまうのです。

このような極力薄く最低限の研磨処理により、塗装強度を保ちながら傷を目立たなくさせます。

数ミクロンとの戦い!

簡単に、傷を丸めるとか、薄く削る様なことを書きましたが、塗装の厚み自体ミクロンレベルの単位のため、実際は言うほど簡単にはいきません。 ではどうするのかと言うと、『経験』、『勘』、『道具』の合わせ技にて施工していきます。

それではプロの研磨に必要な物それは・・・

『経験』+『勘』+『道具』

これが非常に大事になってきます。

こだわりの磨き④

プロの道具をご紹介

プロの道具(光源)にて目視を行います。

プロのライティングで、些細な傷も浮き彫りにして、ボディを正しく『見ること』により、初めて、『経験』と『勘』が活きていきます。

プロの道具(計器)にて計測を行います。

また、プロの計測器にて、ボディ状態の数値的裏付けも取ります。

この段取りにより、『勘』と『経験』を元に自信を持って作業を進められます。

プロが認める道具と研磨技術(マスタライズ研磨)

あとは、車ボディの最良の研磨技術であるマスタライズ研磨にて、精密で均一な塗装表面に仕上げていきます。 

ボディのベストな状態を知るための『こだわりの磨き』はここ迄です。

 次に日頃のお手入れを考える『予防編』のどうして車が汚れるのかを考えるへ進みたいと思います。