最近、桜島も新燃岳も噴火・爆発がさかんな模様です。
降灰量が中量でも、噴火直後にショボ雨が降ると言う最悪のパターンです。
セメント状に固着してますね!
火山灰自身の性状、火山ガス量(主に二酸化硫黄)にもよりますが灰ジミダメージは二つに分かれます。
一つは火山灰自身に含有しているミネラル分が雨に反応し、イオンデポジット化した灰ジミ。
もう一方は火山ガスが雨と反応し、酸性雨化した浸食系の灰ジミ。
後者の方になると研磨が必要になってきます。
さて、今回の数回の灰雨はどうだったのでしょう?
さっそく、高圧水道水でおおまか灰を飛ばし万能シャンプーで洗うも粘り感がありなかなか除去できず。
酸性クリーナ―処理で、やっとのことで洗浄タオルの滑り感は復活。
コーティング施工車を何台も点検しましたが、浸食系の灰ジミ車両もある一定数ありました。
愛車オーナー様方は今回のような降灰後ショボ雨3連発時はどう対処したらよいか悩むところですね。
まずはショボ雨が来る前に走行したりブロアーで大まか灰を飛ばす。
それが間に合わず火山灰が固着した場合はやむなく高圧水道水にて大まか灰を除去し、水分は拭き上げではなく押水で処理。
対処法はとても難しいですね!
いっそのことガラスのみケアし、ボディのダメージ覚悟のうえ、次の大雨まで待機する方法もありです。
とても厄介な灰雨ですが、ベターな対処方で克灰していきましょう。
もっと詳しく対処方を知りたいオーナー様は随時洗車教室などが開催しておりますので、お問い合わせくださいませ。